逆流性食道炎の対策をすれば苦しみから逃れられる

婦人

つらい胸やけ・呑酸に

診断

原因は胃液や食べ物の逆流

逆流性食道炎は、胃液や胃液と混ざり合った食べ物が逆流し、食道の粘膜に炎症を引き起こす病気です。強い酸の性質を持つ胃液にさらされた食道の粘膜にただれや潰瘍が生じることで、胸やけや呑酸などのさまざまな不快な症状が現われます。逆流性食道炎の主な原因としては、胃液の逆流を防ぐ食道下部括約筋の機能が、加齢等によって低下することが挙げられます。また、便秘や肥満などによる腹圧の上昇や、ストレスによって食道の知覚が過敏になってしまうことも、この病気の要因だと考えられています。初期の逆流性食道炎では、胸やけなどの不快な症状もそれほど強くはありません。しかし、そのまま放置すると、食事をするのが辛くなるだけでなく、気分がすっきりしなくなったり睡眠不足などで日常生活に支障をきたすようになることも少なくありません。また、大腸がんに対するリスクも上昇するといわれています。逆流性食道炎の対策としては、まず服薬による治療が挙げられます。逆流性食道炎は、何種類かの薬の組み合わせで非常に高い治療効果を期待することができる病気です。医師の指導により、用量・用法を守って服用することで、ほとんどの場合は症状を改善することができます。そして、もうひとつ対策として挙げられるのは生活習慣の改善です。脂肪分の多い食事や刺激の強い食べ物はできるだけ避け、腹八分目が肝心です。また、肥満はもちろんのこと、お腹の締めつけや姿勢などにも注意して、腹圧が上昇しないように意識する必要もあります。その他の対策としては、睡眠や休息をしっかりととり、できるだけストレスを溜め込まないよう毎日を送ることも大切です。生活習慣やストレスに関する対策については、逆流性食道炎だけでなくさまざまな病気の予防や改善にもつながるものなので、ぜひ取り入れると良いでしょう。